認識(にんしき)

  1. (名詞)

    ある物事を知り、その本質・意義などを理解すること。

    また、そういう心の働き。

    「認識が甘い」「認識を新たにする」「認識を深める」「対象を認識する」


  2. (Wikipedia)

    基本的には哲学の概念で、主体あるいは主観が対象を明確に把握することを言う。

    知識とほぼ同義の語であるが、日常語の知識と区別され、知識は主に認識によって得られた「成果」を意味するが、認識は成果のみならず、対象を把握するに至る「作用」を含む概念である。

    〔哲学における認識〕


    認識は、伝統的には、大きく経験的認識と理性的認識に分けられ、さらにその論者の哲学体系により異なる部分もあるが、科学としての心理学においても、認識(Cognition)という概念・用語が使用される。

    心理学で、またその他の関連分野で使用される「Cognition」という言葉・概念は、場合によって「認知」という訳語が相応しい場合がある。

    en:Cognitive science などは、認識科学ではなく、認知科学である。

    1. 直観的認識
    2. 感性的認識
    3. 理性的認識
    4. 知性的認識

    などがあるとされる。

    それぞれの認識の成立には、感性、直観、理性、そして知性ないし悟性などの主観あるいは精神の機能が働くとされる。

    認識についての哲学における研究分野が認識論である。